【CBX 400F】
今なお人気の名車、CBX400Fのガソリンタンクレストアペイントのご紹介。
58年の刻印が読み取れるので、四半世紀以上前に製造されたモノです。
当然の様に各所にキズ/へコミ/錆等が確認できます。
決して程度が良いとは言えませんが、下地〜仕上げまできっちりとした仕事を施せば、
新品同等?イヤっ!それ以上の状態に生まれ変わります。
タンクの耳部分は錆に侵されやすい箇所です。
この部分を剥離剤処理してみると、製造時の溶接加工による鉄板の焼けの上に
そのまま塗装がしてあります。長い目でみるとこういった酸化皮膜への
塗装はやはり耐久性が落ちるようです。
そんな熱による酸化皮膜も錆も旧塗膜もブラスト処理ならこのとおり。
各種溶接機/ハンマーを駆使して凹んだ箇所の板金作業。
バチバチッ、あちっ。火傷注意!
溶接板金が終了後、再度ブラスト処理を行い下地塗料を塗装。
金属の露出はなるべく短い時間で済ませ酸化を防止します。
下地は塗装の耐久性に関わる重要箇所なのです
タンク全体の歪み/深いキズ/錆の侵食跡などを板金修正し、再度下地塗装を施します。
只今下地の最終研磨中。
当然ヘコミ等は皆無です、後はキッチリ塗装すれば完了。
ん?でもどうやって?
そうです、今回は柄物のレストアペイントです。
こういった内容の仕事には、それ相応の手間と時間が必要になります。
上の図はラインの正確な位置や太さ、ロゴの詳細等を後で再現できる様、
元のペイントを剥離する前にこのタンクから起こした図面とメモ書きです。
この資料を基に、地道なマスキングと塗装を繰り返すと。
3コートパール/キャンディーレッド/ブラック/シルバー/ガンメタを
資料どおりに塗りわけてやっと完成!
純正時は黒の部分とホンダのウィングマークはデカール(ステッカー)仕上げですが、
フルペイントのこのタンクはカスタム度の強い仕上がりです。
こうなります。
もちろん、つぶれて板金したプレスラインやヘコミ/キズ/錆などもキレイに直ってます。
下地からキチンとやり直して仕上げてあるので、耐久性もバッチリ。
まだまだ当分、ピカピカでお過ごし頂けます。